2018年12月7日金曜日
本卦還りをお祝いするのは、満60歳の誕生日あたりでされるケースが一般的ですが、子供たちなどが実家に住んでいない最近では、当人の誕生日にかかわらず皆が揃いやすい日程で集まるようになっています。
正月、5月、8月、9月などの連休のご家族が揃うタイミングにお祝い会を行う感じです。
企業や団体勤めだと60歳で定年退職にされる方がいらっしゃるので、勇退と還暦を併せてお祝いされる人もいますね。
勇退と還暦のお祝いでもセオリーに意識し過ぎず、お祝いするという気持ちで還暦の方のご家族が顔を見せることができない場合は、宅配便などでプレゼントを送るようになると思います。
宅配は妥協点だと理屈ではわかってもできればお祝い品を持って出向いて渡すのが、感激されることでしょう。
直接渡すことができないなら手紙などで感謝の気持ちを伝えたり、本卦還り祝いの気持ちを表すなど顔を合わせられない分をケアする心遣いは、大事にしましょう。
さらに電話することで、忘れがたい還暦の思い出になることでしょう。
60歳の満年齢にする還暦祝いは、元来は長生きをたたえる行事でした。
しかし現代で還暦を迎えた人はいわゆるお年寄りという感じではないし、元気な方も多いので年寄って感じはしないです。
わが子は手を焼かせる時期が過ぎてもいつまでも心配し続ける親御さんがいて、そんな感じだからこそ「少しは大人になったろ?また新しい夢を追ってほしい」、そんな思いを伝える都合の良い時期ではないでしょうか? 還暦のお祝い品の熨斗紙(のしがみ)の水引の下側は誰が贈ったのかを書くのですが、ご当人が誰からかがわかれば名字だけでも名前だけでもそれほど気にしなくても大丈夫です。
複数の名前を書くならば見た目でいうと2、3名くらいが具合がいいですが、少なくても問題ありません。
ただ、2名を超える場合は「○○一同」という書き方にする方が、優劣なしでいいかもしれません。
熨斗(のし)には、外熨斗(そとのし)と内熨斗(うちのし)があります。
内のしは、熨斗紙を直接品物の箱にかけて包装紙で包みます。
また外のしは、包装紙で品物を包み、それに熨斗紙をかけます。
熨斗紙には還暦祝いなどの表書きと名入れをしているので、外熨斗(そとのし)は誰からどんなお祝いなのかがすぐわかります。
一方、内のしは開けないと誰から何のお祝いかわかりません。
もっとも大切なのは、熨斗紙をかけて礼を表すことなので、外のしと内熨斗(うちのし)でどちらが正解ということではありません。
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